真言宗智山派吉祥院珍珠山

2009年の法語

平成二十一年

  • 無量

    無量

    生きとし
    生けるもの、
    すべての生命に
    限りない
    祝福があるように…… 平成二十一年一月

  • 常楽

    常楽

    よく生きれば
    よき死を迎えられる
    死を想うからこそ
    生が尊いものと
    感じられる 平成二十一年二月

  • 遊行

    遊行

    思い込みと誤解
    疑心とわだかまり
    偏見へんけんと幻想
    すべての迷いを離れて
    自在に遊びたい 平成二十一年三月

  • 生死

    生死

    人としてのいのちを
    授かることは
    むずかしいこと
    やがて死すべきいのちが
    いま あることは
    まことに
    有り難し 平成二十一年四月

  • 根本

    根本

    いま
    いのちある自分を
    支えてくれる
    すべてに感謝して
    その無事を祈ろう 平成二十一年五月

  • 我執がしゅう

    我執がしゅう

    ありのままに
    生きようとすれば
    自らの
    嫌なところとも
    正面から
    向き合わなくちゃね 平成二十一年六月

  • 住心

    住心

    太陽は昼に輝き
    月は夜に映はえる
    動物は野に
    鳥は空に帰る
    それなら 人の
    依よるべきところは
    どこだろう? 平成二十一年七月

  • 輪廻りんね

    輪廻りんね

    いま 生まれるいのち
    いま 生きるいのち
    いま 死するいのち
    この瞬間にも
    生死は無数に
    くり返されている 平成二十一年八月

  • 観想かんそう

    観想かんそう

    見なれたものも
    見る場所や
    視点を変えると
    まったくちがう
    姿に見える
    お月さまのように…… 平成二十一年九月

  • 不思議

    不思議

    科学も 人も
    およばないものがある
    それを
    信じなければ
    得られない
    何かがある 平成二十一年十月

  • 懺悔

    懺悔

    誰もがウソをつく
    過ちを犯すし争いもする
    だから……自分の非を
    勇気を持ち
    素直に認めて
    あやまろう 平成二十一年十一月

  • 固執

    固執

    いつも
    変わろうとしている
    自分なのに……
    変わるのを
    止めようとする
    自身がいる 平成二十一年十二月