平成24年
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- 観想
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観想
仏をおがむと
自分が見えてくる
心に 仏が
居るのを感じる
すると いつのまにか
心は安らいでいる 平成二十四年一月
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- 虚空
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虚空
いのちも
こころも
目に見えない
手につかめない
だから
かけがえがない 平成二十四年二月
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- 生々流転
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生々流転
このいのちは
あなただけの
ものじゃない
ご先祖さまから
受けつがれて
未来へ続いている 平成二十四年三月
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- 尊厳
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尊厳
生きとし
生けるもの
どんないのちも
尊くて
その営みは
おごそかだ 平成二十四年四月
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- 感受
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感受
目に映る
耳に聴こえる
手に触れる
その瞬間
あなたの心は
何を感じている? 平成二十四年五月
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- 感性
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感性
青葉の色が
まぶしく
雨の音が
やさしく
感じられるなら
心はやすらいでいる 平成二十四年六月
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- 施心
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施心
ご先祖さま
亡くなられた魂
すべてのみ魂に
ほどこすと
あなたも
いつかきっと
ほどこされる 平成二十四年七月
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- 謝徳
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謝徳
誰もがケンカをする
争うこともある
それは当たり前のこと
大切なのは
自分から声をかけて
あやまること 平成二十四年八月
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- 彼岸
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彼岸
ご先祖さまと
向き合って
心を感じ
魂に触れるとき
生と死の境はない 平成二十四年九月
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- 調息
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調息
時には
ほどほどに
心にも体にも
ゆとりと遊びと
安息を与えよう 平成二十四年十月
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- 独善
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独善
自分は
良かれと思って
やったことが
相手にとって
良いこととは
限らない 平成二十四年十一月
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- 妄執
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妄執
人はみな なぜ
ありのままに
存在するものを
自分勝手な
誤解と幻想にして
見てしまうのか? 平成二十四年十二月