令和3年
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- 衆生
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衆生
仏さまに祈る
私を支え
活かしてくれる
すべてのいのちが
無事で
ありますように 令和三年一月
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- 自他
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自他
あわてない
まず自分を信じる
それに
周りにもたよる
助け合うのが
人だからね 令和三年二月
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- 彼岸
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彼岸
みんなで
彼の岸にいる人に
想いを抱く時
仏さまに成った
亡き人を
感じる季節 令和三年三月
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- 幻想
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幻想
事実は
一つでも
見る角度によって
真実は
いくつにもなる
さまざまに彩られる 令和三年四月
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- 瞑想
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瞑想
姿勢を正しくして座り
深い呼吸を
心がけると
五感が目ざめて
心は楽になる 令和三年五月
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- 循環
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循環
雨は
大地を潤わせ
樹木を
みずみずしく
だからいのちは
養われる 令和三年六月
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- 回向
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回向
いまここで
祈ったことは
生きとし
生けるものに
亡き人に
めぐってゆく 令和三年七月
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- 祈願
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祈願
いま いのち
あるものの
願いが叶うように
いまは亡き
魂が安らかで
あるように 令和三年八月
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- 相思
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相思
自分のことを
見守ってくれる
人がいて
だから 自分も
まわりに心を
配ってみよう 令和三年九月
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- 染着
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染着
人間の
愛情の深さは
どのタイミングで
何をした時に
心に染みて
くるのだろう 令和三年十月
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- 生成
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生成
樹木の葉が落ち
それが糧となり
厳しい寒さを
のり越えると
新たな芽が
きっと吹きだす 令和三年十一月
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- 終始
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終始
この一年が
無事に
終わりますように
新しい一年が
無事に
迎えられるように 令和三年十二月